いくら練習しても勝てなかった頃の話
社会人になってから、いくら練習しても勝てない時期がありました。
学生時代のように毎日はできない。それでも、できる限りの時間を作り、テニスコートに立っていました
休日は朝から晩までコートにいることもありましたし、
「今日はこれだけやったから大丈夫だろう」
そんな気持ちで家に帰る日も多かったです。
今思えば、テニスコートにいることで前に進んでいる気になって安心していた部分もあったと思います。
練習量=成長、ではなかった
でも、ある時から違和感を感じるようになりました。
社会人になって感じたのは、スポーツのレベルは、練習した分だけ1ずつ積み上がるものではないということです。
感覚的にはこんなイメージです。
最初は、1から5くらいまでは比較的スムーズに伸びる。
でも、そこから先で止まってしまう人が多い。
一方で、同じように練習しているはずなのに、
気づいたら一気に30くらいまで成長している人もいる。
社会人になってから、その差をより強く感じるようになりました。
「努力の量」よりも、「伸びるきっかけ」を掴めたかどうか。
その違いなのかもしれません。
越えられない壁と、ブレイクスルー
その差を生むのが、いわゆるブレイクスルーだと思います。
このブレイクスルーが起きない限り、
どれだけ練習を重ねても、同じ壁の前で足踏みしてしまう。
ただ、矛盾しているようですが、
練習をしなければ、そのきっかけすら生まれないのも事実です。
社会人になってから勝てなかった自分は、
この「練習しているのに伸びない状態」に、まさにハマっていました。
自分の中の「当たり前」を疑ってみた
そこで一度、
「いくら練習しても勝てない人は、勝てる人と何が違うんだろう?」
と考えるようになりました。
そして気づいたのが、自分の中にあったこの価値観です。
「これだけ練習しているんだから、勝たなきゃいけない」
この考えが、知らず知らずのうちに自分を追い込んでいました。
負けるたびに
「まだ足りない」
「もっとやらなきゃ」
と、気持ちばかりが先行していました。
力を抜いた先で起きた変化
思い切って、その価値観を手放してみました。
勝たなきゃいけない、ではなく、
「今の自分で、何ができるか」に集中する。
すると不思議なことに、肩の力が抜け、ある日ふっと勝てるようになりました。
技術が一気に変わったというより、考え方が変わったことで、プレーが噛み合った
そんな感覚でした。
今振り返ると、あれが自分にとってのブレイクスルーだったと思います。
社会人で伸び悩んでいる人へ
もし今、
• 練習はしているのに結果が出ない
• 前に進んでいる実感がない
そんな状態にいるなら、
練習量を増やす前に、
自分の中の常識や価値観を一度疑ってみるのも、ひとつの選択だと思います。
社会人プレーヤーは、
時間も環境も限られているからこそ、
「どう考えるか」が結果に直結します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事が前に進めないと感じている人の、何か一つのヒントになれば嬉しいです。
